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2021.10.04

二世帯住宅へリノベーションするかお悩みの方!費用や注意点などを解説!

近年、リノベーションで二世帯住宅づくりをする方が増えています。新築で二世帯住宅を建てるよりも費用を抑えることができるリノベーションは魅力的です。特に親世帯がすでに所有している戸建て住宅をリノベーションによって二世帯住宅にする方が多い印象です。しかし、本当にリノベーションは安いのか?リスクはないのか?などご心配されている方も多いと思います。そこで今回は二世帯住宅へのリノベーションに関する内容をご紹介していきます。

二世帯住宅へのリノベーションとは?

二世帯住宅のリノベーションを検討されている方がよく混同してしまいがちなのが、二世帯住宅へのリフォームです。リフォームとリノベーションは同じように考えられがちですが実は異なります。

二世帯住宅へのリフォームとは?

二世帯住宅へのリフォームは、既存の建物の階段に手すりをつけたり、お風呂、トイレ、キッチンなどの住宅設備や壁紙などを刷新したりすることを指します。リフォームはもともと賃貸などで退去する時に行われる「原状回復」に由来しています。したがって、壁や天井を壊して間取りを新たに変更するようなことはありません。

二世帯住宅へのリノベーションとは?

二世帯住宅へのリノベーションは、リフォームとは異なり、住宅設備や内外装の刷新も行いますが、壁や天井、床など間取りに関わるところまで操作します。間取りが非常に重要になってくる二世帯住宅では、リフォームよりもリノベーションを選択される方がよいでしょう。

二世帯住宅へのリノベーションのデメリット・メリット

二世帯住宅へのリノベーションには様々なメリットとデメリットがあります。この項目では、二世帯住宅へリノベーションをする際によく挙げられるメリットとデメリットをご紹介します。なお、二世帯住宅のメリットやデメリットとは異なりますので、実際の二世帯住宅での生活に不安を抱えている方は、検討の段階でメリットとデメリットを確認しておくと良いかもしれません。

メリット:コストが安い!

二世帯住宅へのリノベーションの最大のメリットは新築よりも費用を安く抑えることができるということです。特に、近年多いのが、親世帯が所有されている住宅をリノベーションして二世帯住宅にするというパターンです。親子が経済的にサポートしあえることもあり、大幅にコストを抑えることが可能です。また、リノベーションの仕方によっては、住みながらの改修も可能で工事中の余計な家賃を節約できる場合もあります。

メリット:工期が短い!

リノベーションは工期も新築に比べ短くすみます。新築住宅の場合に必要な「確認申請」という手続きがリノベーションの場合は基本的に求められません。したがって、コスト、スケジュール面で新築よりも優れています。

デメリット:間取りに制限がかかる場合も。

デメリットは、間取りの自由度が新築に比べると下がってしまうところです。いくらリノベーションは間取りを変更することができるからといって、主要構造部分(=地震などの災害から安全を確保するために重要だとされている壁など)を撤去することはできません。二世帯住宅の間取りの失敗を回避したくても、どうしても難しい場合が発生してしまうのが二世帯住宅へのリノベーションのデメリットです。

二世帯住宅へのリノベーションでよくあるご相談をご紹介します

二世帯住宅へリノベーションする際にはどの程度の大きさの建物が必要ですか?

二世帯住宅へのリノベーションのご相談を頂いた際に、「この広さの住宅でも二世帯住宅にリノベーションすることはできますか?」というお話をよくされます。私たちは建坪(=建築面積)が20坪以下の場合の住宅をリノベーションして二世帯住宅にするというのは、おすすめしていません。私たちは基本的に建坪(=建築面積)30坪が完全分離型のプランの目安と考えています。したがって、ご自身の所有する建物の建坪(=建築面積)が30坪あるかどうかを一度判断基準にしてみてください。もちろん30坪以下の場合でも、既存建物の間取り(特に構造壁の位置)によっては実現可能な場合もありますので、気になっている方はお気軽にご相談ください。

二世帯住宅へのリノベーション費用はどのくらいですか?

二世帯住宅のリノベーションは安く収まるといっても、一体どれくらいの金額がかかるものなのでしょうか。リフォームとリノベーションを混同されている方が一番驚いてしまうのがこの費用感です。予算を大幅にオーバーしてしまうことがないように、住宅をリノベーションする際の最低価格のラインをざっくりとつかんでおきましょう。

二世帯住宅へのリノベーションは最低1000万円からって本当ですか?

二世帯住宅のリフォームの場合は数十万円から高くて数百万円という感覚ですが、リノベーションの場合はことなります。マンションの一室のリノベーションでも、工事面積によっては、1000万円近くかかることもあります。先ほど紹介した建坪30坪の戸建て住宅をリノベーションする場合は、場合によっては1000万円以上かかるという認識があったほうがよいと思います。

二世帯住宅へのリノベーションの費用が3000万円以上かかる場合は新築も検討しましょう

二世帯住宅へリノベーションをする際に、ご家族の要望を全て満たすために3000万円以上かかってしまう場合は、二世帯住宅を新築することも検討しましょう。親世帯の所有物件をリノベーションする場合に3000万円以上かけるなら、既存建物を解体して二世帯住宅を新築したほうが、間取りによる家族間のトラブルも最低限に抑えることができます。既存建物の記憶を後世に残していけるリノベーションの魅力もありますが、家族の生活を第一に考えるなら、二世帯住宅は新築でつくられるほうがよいです。

二世帯住宅へリノベーションする際の注意点!

二世帯住宅へリノベーションする際には、既存建物状態が計画、特に工事に大きく影響してきます。というのも、調査の段階で壁や天井を壊して中の構造体を確認するということができないからです。リノベーションの場合は、工事が始まるまで建物の中身の構造体がどのような状態になっているかはわかりません。特に、木造や鉄骨造の場合は既存建物の図面と異なる構造体である場合などもあります。

このような問題が発覚してしまうと、安全性を確保するために計画を部分的に変更しなくてはならない場合があります。特にスケジュールやコストに対して影響が出るので、リノベーションを行う際はトラブルにならないように注意が必要です。

二世帯住宅のリノベーションの依頼先を間違えないように注意してください!

二世帯住宅へリノベーションをする際は基本的に確認申請が必要ありません。確認申請が必要ないということは、極端な話、建築士資格を保有していなくても計画を行うことができるということです。そのため、構造的に主要な箇所かどうかの判断がつかないまま闇雲に壁や床、天井を解体撤去してしまうケースが稀にあります。二世帯住宅へのリノベーションを依頼する場合は、一級建築士事務所登録を行なっている設計事務所などに依頼するのが良いかと思います。ただし、設計事務所の選び方にもポイントがありますので、相談先で迷われている方は、事前に相談先の特徴を理解すると良いかもしれません。

二世帯住宅の間取りや設計・リノベーションでお困りの方

私たちドキアーキテクツは二世帯住宅の設計実績のある一級建築士事務所です。ご家族の生活に合致した完全オリジナルの間取りの二世帯住宅をご希望の方は是非ご相談ください。また、私たちは一級建築士事務所として、法律や技術など建築に関する専門的なノウハウを駆使してお客様の二世帯住宅づくりを徹底的にサポートいたします。さらに、私たちは日本国内、ヨーロッパやアジアなど各国のデザイン賞の受賞暦に裏付けされた高いデザイン性も備えております。限られたご予算の中で、最上級の二世帯住宅を作りたいという方は、下記のフォームよりお問い合わせください。


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