2021.07.23

ショールームの設計・ブランディング「みんなの集まるショールーム」ができるまで

「みんなのあつまるショールーム」はじまります。

「近くに住む人たちにも貢献できるようなショールームをつくりたいんだけど。」

これがクライアントから最初にいただいたきっかけです。クライアントはリフォーム会社を起業して念願の初 のショールームです。やりたいこともいっぱいある中で自分本位ではなく、周囲のことも考えた、地元に根ざ したショールームの設計デザインを希望されました。その信念は非常に素晴らしいもので、その心意気に答え たい。しかし言葉にするのは簡単ですが、はっきりいって非常に難しい、ショールームの箱の設計デザインだ けではクライアントの全ての要望に答えれない気がします。ともあれ、みんなの集まるショールームはじまり ました。

https://www.civilarchitects.jp/doki/works/archi/146.html

設計・ブランディングのためのリサーチの話

「相手のことをよく知り理解する。」私たちが設計やブランディングデザインをするときに大切にしていること です。まずは建物の建設地となる白河市についてリサーチしました。私たちはスタディ(study:調査、研究、分析 )、 スキーム (scheme:計画、企画、戦略 )、ソリューション (solution:問題解決型の提案 ) の3つプロセスから なる独自のデザインプロセスを実践しています。私たちはこれを 3S サイクルと呼び、設計やブランディングな どのデザインプロセスの中で繰り返し行うことで、より強度のあるデザイン開発を行うことを実現しています。 スタディの部分では、具体的には1~5のような調査から始めていきます。

  1. 白河市の客観的なデータを入手する。(人口動態)
  2. リフォームの業界について理解する。(産業構造、競業他社)
  3. あっとリフォームの会社の経営者、従業員、関連会社について理解する。 4白河市の地域特性、人、伝統、都市の状況を理解する。
  4. 白河市の地域特性、人、伝統、都市の状況を理解する。
  5. ショールームがつくられる、敷地周辺の環境を理解する。

白河市について調べていくと非常に魅力的なことがわかっていきました。

今回設計するショールームに最適な敷地を選びにいきました。

みなさんは敷地選びに設計者を連れていった方が良いと考えますか?新築でも中古でも賃貸でも、もし気にな

る設計者がいるようであれば、同行してもらうことが非常に大事です。建築設計者の立場から敷地を選ぶ上で 大事なことは2点あります、一つはその敷地がお客様の要望をかなえられる建物のスペックを持っているかど うか。もう一つは魅力的な立地条件であるか、どちらも住宅なのか、商業施設なのか、もっというと、お客様 の考え方ごとによって答えは変わってきます。僕たち設計者はお客様の思考を整理して、最適な答えを出せる 立場だと思っています。



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